2024年05月27日 21:55更新
今年度で閉校する上越市の4つの小学校で、26日(土)、27日(日)の2日間、最後の運動会が開かれました。児童は保護者や地域の人たちといっしょに競技を楽しみ、グラウンドには元気な声が響き渡りました。上越市三和区にある上杉、美守、里公の3つの小学校は、来年の春に統合して三和小学校になります。
上杉小学校では全校児童43人が赤組と白組に分かれて綱引きをしました。
この日は閉校を記念して卒業生の中学1年生から3年生までの23人が招かれ、小学生と中学生による対決が行われました。そこへ地域の人たちも加わり、熱戦を繰り広げました。
6年生
「これで最後かと思った。もう1年でもいいから上杉小があったらいい」
卒業生
「(上杉小が)なくなるのは悲しい。最後だから思い出を作りに来た」
美守小学校では全校児童51人が参加しました。
ダンスや学校にまつわる〇×クイズには保護者や地域の人たちも加わり、盛り上がりました。
応援団長
「美守小としても小学校生活としても最後。(勝てて)良かった」
「負けてしまったけど応援賞は取れて良かった」
PTA会長 小山田 周一さん
「思い出に残る運動会になった。学校が統合しても運動会の経験をもとに、すこやかに元気よく育ってほしい」
里公小学校では全校児童109人がダンスを披露しました。200個の風船を保護者などが飛ばしました。
このあと児童が考えた競技が行われました。文字が書かれた段ボールを運び、並び変えて1つのことばにします。
そして諏訪小学校は、来年度、戸野目小学校に統合されます。運動会は5年ぶりに地域の運動会と一緒に行なわれました。
参加したのは全校児童22人や保護者、地元の人たちです。5、6年生が考えた「借り人レース」では、参加者が「朝、麺類を食べた人」「昔、モテた人」などを会場から探して一緒にゴールに向かいます。
最後にはドローンを使って記念撮影が行われました。
※4校の運動会の様子は7月16日(火)からの「こどもコウキシン!」で放送します。
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