2024年05月27日 20:07更新
きのう26日(日)夕方、妙高市青田の民家の敷地にある物置小屋にクマが出ました。クマは小屋で飼っていたニワトリを襲ったあと森へ逃げ、住民にけがはありませんでした。妙高警察署と妙高市役所が連携して周辺をパトロールするとともに、近隣の住民に注意を呼び掛けています。
提供:住民
クマが出没したのは、妙高市青田の熱田神社近くにある民家の敷地内の物置小屋です。
26日(日)午後5時30分ごろ、この家に住む住民が物置小屋で飼っているニワトリの異常な鳴き声を聞いて駆け付けると、小屋に体長1.5メートルほどのツキノワグマ1頭がいました。
クマはこの中で飼っていたニワトリの飼育小屋のネットを破って頭を突っ込んだ状態でニワトリを襲い、飼育していた3羽のうち2羽が傷を負うけがをしました。
クマはその後、小屋に近づいたり離れたり、行き来を繰り返したあと森へ逃げました。住民によりますと、この集落にクマが出たのは初めてだということです。
民家敷地内に仕掛けた罠
妙高市では27日(月)の午前中、クマが出た民家の敷地内に罠を仕掛けたほか、妙高警察署とともに周辺の住宅などをパトロールして注意を呼び掛けています。
妙高市青田 周辺の様子
妙高警察署ではクマを見かけたら近寄らず、警察や市に連絡するよう呼び掛けています。
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