2024年05月21日 09:10更新
上越市柿崎区と交流のある落語家の林家木久蔵さんが18日(土)、柿崎区下牧を訪れ田植えを体験しました。
落語家の林家木久蔵さんは、2015年に柿崎区で落語会を開いたのをきっかけに、翌年から毎年JAえちご上越はまなす支店に招かれ、柿崎区で田植えや収穫を体験しています。田植えはコロナ禍でできなかったため5年ぶりです。
今年は木久蔵さんと、首都圏に住む木久蔵さんの友人2人が参加しました。田んぼはおよそ5アールあり、コシヒカリの苗を地元の農家といっしょに機械や手で植えました。
落語家 林家木久蔵さん
「食べているだけだと気づかないことが田植えや収穫にはある。触れることで生産者の方々の大変さ、思いがわかる」
木久蔵さんの友人、髙畠宗一さんは今月、神奈川県鎌倉市におむすび専門店をオープンさせました。使っているのは、木久蔵さんから紹介された柿崎区のコメです。木久蔵さんは毎年、柿崎区のコメを買っていて、そのおいしさを髙畠さんに伝えていました。
おむすび庵のオーナー 髙畠宗一さん
「お客さんが本当に美味しいって言ってくれる。どこのコメ?って聞かれるので柿崎のコメですと伝える。どこで買えるの?と聞かれたりするので、今後は買える場所なども提供できたらと思う」
JAえちご上越はまなす支店 和田健一支店長
「今回、おむすび庵というお店で柿崎のコメを使ってもらったのもひとつの縁。冷めてもおいしい、甘くておいしいところを評価してもらったので、これからもおいしいコメを作り続けて、もっと柿崎のコメを広げていけたと思う」
林家木久蔵さん
「地元の人は当たり前かもしれないけど、柿崎のコメは本当に美味しい。去年は猛暑で1等級にならなかったと聞いた。味は1等級と変わらない。今年は1等級が実ってほしいと心から思っている」
木久蔵さんは9月にも柿崎区を訪れ、収穫を体験する予定です。
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