2024年05月17日 20:00更新

妙高市では能登半島地震の影響で宿泊がキャンセルになるなど落ち込んだ観光需要を回復させようと市内の宿泊施設に実質5000円お得に泊まれるキャンペーン「妙高応援割」が今月13日から始まっています。

「妙高応援割」は妙高市の一般社団法人妙高ツーリズムマネジメントが今月13日から始めたキャンペーンです。能登半島地震で宿泊のキャンセルが相次ぐなど影響を受けた観光需要の回復と北陸応援割が先月26日に終了した反動を防ぐ狙いがあります。

妙高ツーリズムマネジメント　馬場慎太郎部長
「能登半島地震で落ち込んだ観光需要を回復させるため、北陸応援割が終わり切れ目ない支援のためキャンペーンを実施しました」

対象は妙高市内の72のホテルや旅館、民宿、ペンションです。すでに予約は始まっていて、7月21日までの宿泊で、1泊１人あたり8000円以上の場合、3000円の割引になります。合わせて市内の飲食店や食品販売店など92の対象施設で使える地域クーポン2000円分が付くため実質5000円お得に泊まれることになります。

さらに各宿泊施設で味噌やコメなど500円分の地場産品がお土産としてもらえる特典付きです。事業費は3500万円で7000人分の割引が各宿泊施設に割り当てられています。

対象の宿泊施設のひとつ妙高市関川にある「香風館(こうふうかん)」では予約が開始した今月7日から予約が殺到しわずか3日間で割引の上限である100人分を超えました。

香風館によりますと、通常ゴールデンウィーク明けから夏休み前のグリーンシーズンは客入りが減る傾向にありますが今年はキャンペーンによって例年よりも予約数が大きく上回っているということです。

香風館　加藤正浩代表取締社長
「予想以上の反響で（予約が）早くてびっくりしている。北陸応援割が終わって不安だったが妙高応援割があってありがたい」

妙高ツーリズムマネジメントによりますときのう16日現在すでに23の宿泊施設で妙高応援割を使った予約が終了しているということです。

妙高ツーリズムマネジメント  馬場慎太郎部長
「妙高を知らない人にも来てほしい。リピーターとして何回も来てもらえれば。一部の宿ではすでに予約が終了しているがまだまだ魅力ある施設はあるので妙高に来てほしい」

詳しい予約状況や宿泊施設などはホームページ「妙高観光ナビ」で確認することができます。

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