2024年04月23日 09:21更新
妙高市関山の事業者が所有する土地で実施した環境調査で、基準値を超えるベンゼンが検出されたことがわかりました。
今年3月7日、関山地内で土壌と地下水の調査を行った結果、土壌ではベンゼンの基準値が0.01㎎/L以下であるところ、0.055~0.21㎎/Lが、地下水の検査では1.4㎎/Lが検出されました。
県によりますと周辺には水道水源、営業用井戸、農業用井戸はないということですが、周辺の井戸所有者に飲用を抑制するよう妙高市に要請したということです。
県は井戸の設置状況を確認のうえ、地下水調査を実施し、周辺の汚染環境を確認していくことにしています。
ベンゼンは合成樹脂、染料、農薬、消毒剤の原材料に使用されるほか、ガソリンなどにも含まれています。発がん性があり、白血球及びリンパ球を減少させるといわれています。
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