2024年03月05日 17:54更新
子どもの笑顔が地域の元気!
地域の子どもから大人までが集い、一緒にご飯を食べてつながりを深める「こども食堂」が2日(土)に上越市清里区で初めて開かれました。集まった人たちは食事をしたあと、ゲームや子育てに関する話しをするなどして交流を楽しみました。
写真提供:髙木桂さん
「こども食堂」は清里区の地域おこし協力隊、髙木桂さんが企画し、地元の清里小学校の児童や保護者など100人以上が訪れました。
写真提供:髙木桂さん
提供されたのはおにぎりと豚汁です。コメは地元の農業会社などから寄付されました。提供された食事は地域の人などがボランティアで作り、高校生以下には無料で振る舞われました。
食事のあと、子どもたちはゲームなどで、大人は子育てに関する話しをして交流を深めていました。
訪れた小学生
「人狼ゲームやかくれんぼをした毎日来たくなる」
「建物が広いのでいろいろな遊びができていい」
訪れた保護者
「たくさんの人と出会えた。また遊びに来たい」
オーナー 髙木桂さん
「清里以外からも来てくれた。誰でも来れる場にしたい」
髙木さんは子ども食堂の開催に向け、空き家だった築55年の2階建て古民家を改装しました。
施設の名前は「清里いばしょベースCha-ya(ちゃや)」です。改装費用はおよそ500万円、費用の一部は市の補助金を活用しました。
髙木さんは協力隊としておよそ3年間、櫛池地区を中心に1度途絶えた朝市の復活やカフェの運営、地域のイベントに関わってきました。活動を通じて子どもの元気が地域の活気につながっていることが分かり、「こども食堂」が必要だと考えました。
子ども食堂は今後、当面1か月に1回の開催を予定しています。次回は4月6日の予定です。
オーナー 髙木桂さん
「何でもできる場所にしようと(部屋の)仕切りをなくした。こうすることで、さまざまな年代がつながれる」
また髙木さんはこの施設で、児童や生徒が下校したあとに預かるサービスを3月25日から始めます。
今後はビジネスマン向けにコワーキングスペースやサテライトオフィスとして。さらに農業体験などができる体験型の民宿としても活用し、地域のにぎわいにつなげたい考えです。
オーナー 髙木桂さん
「来てくれた子どもや関わっている大人などから話を聞きながら、良い場にしていきたい」
詳しくは「清里いばしょベースCha-ya」のインスタグラムや、公式ラインなどをご覧ください。
子ども食堂「清里いばしょベースCha-ya」
■開催日:4月6日(土)、5月4日(土)、6月1日(土)
■問い合せ:髙木桂さん ℡090-7512-9078
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