2024年02月19日 17:43更新
19日(月)は二十四節気のひとつ「雨水」です。降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まるころとされています。上越市高田では最高気温が22度を超え、5月上旬並みの暖かさとなりました。
各地の最高気温は上越市高田は22.5度、大潟は21.7度、妙高市関山は17.4度と、今年一番の暖かさになり、4月下旬から5月下旬並みの陽気となりました。
この暖かさで、高田城址公園にあるウスカンザクラのつぼみが少しずつ膨らみ始めています。園内のサクラでは最も早く咲く品種で、例年は3月上旬頃に咲きます。
園内では来月29日から始まる観桜会に向け、ソメイヨシノの枯れ枝などを切り落とす剪定作業が去年12月から行なわれています。19日は桜守の小山守さんと公園のスタッフがはしごを使い、ノコギリやチェーンソーで作業を進めていました。
園内にはソメイヨシノが2200本あり、花の芽が順調に付き始めています。今年は少雪のため枝が折れる被害は少ないということです。
桜守 小山守さん
「折れている枝がほとんどなかった。例年通りの花になると思う。(観桜会を)待っていると思う。一生懸命咲いてくれるはず」
せん定作業は、来月中旬まで続きます。なお、枝折れの被害が少ないため枝の無料配布は行わないということです。
新潟地方気象台によりますと、あす20日(火)の上越地方は寒気の影響を受ける見込みで雨やくもりとなり、高田の最高気温は9度と、きょう19日より13度ほど下がる予想です。
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