2024年01月18日 17:26更新
能登半島地震では上越市で震度5強を観測し、市民から「ガスが止まった」という問合せが市に相次ぎました。復旧する方法を上越市ガス水道局に聞きました。
上越市ガス水道局によりますと、能登半島地震の影響で都市ガスを利用している市民などから「ガスが止まってお湯がでない。料理ができない」といった問合せが今月1日から4日までに260件ありました。
ガスを供給しているマイコンメーターは、大きな揺れを感知すると安全装置が作動し、ガスの供給を止める仕組みになっています。
上越市ガス水道局 小池健二係長
「大きな揺れを感知するとガスメーターが危険と判断、ガスを遮断する」
ガスが止まるとメーターの表示ランプが赤く点滅します。
復旧方法は、まずガス器具の使用をやめ、元栓をすべて閉めます。
次に、マイコンメーターの下にあるガス栓があいていることを確認します。このあとランプの左にある復帰ボタンのキャップを外して押すと、点滅していたランプが点灯に変わります。
ランプが再び点滅したらおよそ3分間待ちます。このとき、メーターが家の中でガス漏れがないかを確認しているためガスを使わないようにしてください。 ランプの点滅が消えると再びガスを使うことができます。
ただし、復旧作業をする前に、マイコンメーターの周囲でガスの臭いがする場合はガス漏れの可能性があるため、ガス水道局まで連絡してください。
復旧方法はメーターにも取り付けられているほか、ガス水道局が配布している冊子やホームページでも確認することができます。
上越市ガス水道局 小池健二係長
「プロパンガスも形は違うが、基本的な操作の手順は同じ。参考にしてもらえれば。(地震が起きたら)身の安全を確保したあと、ガス器具が止まっているが確認し、元栓を必ず閉めるようお願いします」
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