2017年10月15日 13:04更新
上越市桑取で15日昼前、山中を走り抜けるトレイルランの大会中に、多数の出場者がクロスズメバチと見られるハチに刺され緊急搬送された。
桑取では15日、早朝から「くわどり謙信公トレイル」が開催され、134人のランナーが出場していた。山中のコースを走り抜けるレースで、レース中に出場者がハチに刺され、救急車が出動した。
関係者によると大会4・8・25㎞の3コースのうち、ハチが出現したのは南葉山の山頂を通過する25㎞コース。60人が出場していた。スタートから約10㎞地点で、1位通過の選手が走り抜けた後、刺激を受けたハチが広範囲に飛び出したという。消防によると種類はクロスズメバチではないかということ。巣は地中にあったと見られている。
24人がハチに刺され、このうち2人が市内の病院に搬送されたが、いずれも命に別状はないということ。なかには頭部や足など3か所を刺された人も。刺されながらも無事にゴールした選手もいたという。
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