2023年12月01日 20:33更新
AIを搭載して、広いフロアを洗浄するお掃除ロボットが、1日からリージョンプラザ上越で稼働しています。
これがAIを搭載した洗浄ロボット「ハピボット」です。床を拭くパッドには、特殊な洗浄液が浸み込んでいて、作業しながら、汚れた水も回収できます。
ハピボットは、あらかじめ設定されたルートに沿って動き、そのあいだ、人が操作する必要はありません。AIを搭載しているため、人や障害物を感知し、自らの判断で止まったりよけたりします。
長谷川泰山館長は「リージョンプラザ上越は広い施設。掃除が大変。土足で入るので土ぼこりなど細かな汚れが取れなくて困っていた」と導入の経緯を話していました。
リージョンプラザの床の水拭き掃除は、人手が足りず、これまで週に1回が限界でした。一方、ハピボットは、1時間に約2000平方メートルを掃除できます。作業の範囲は、1階と2階のロビーをはじめ、インドアのジョギングコースや隣接する科学館の展示スペースまであり、全部終えるのに3~4日かかるということです。
長谷川館長は「定期的に床をキレイに洗浄でき皆さんを気持ちよく迎え入れることができます。幼稚園児が見て『おそうじロボットだ!』と手を振る。皆さんから愛称の募集も考えたい」としています。
ロボット掃除機の導入は、上越地域の公共施設では初めてだということです。ハピボットが入ったことで、清掃スタッフはトイレや階段などロボットが入れない場所をよりきめ細かく清掃できるようになりました。
このお掃除ロボットは、開館前や平日の利用者が少ない時間帯に運用されます。なお、リージョンプラザではわざと進路をふさいだりむやみに触らないようにしてほしいと呼びかけています。
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