2023年11月29日 22:00更新
年の瀬を感じる恒例のものづくり…妙高市平丸地区の伝統工芸品、スゲ細工づくりが来年の干支「辰」をモチーフに最盛期を迎えています。
スゲ細工は新年の干支にあわせて作られます。今年は「辰」がモチーフ、デザインはこれまで無かった昇り龍です。
作っているのはNPO法人「平丸スゲ細工保存会」です。作業は9月から始まりいまが仕上げの最盛期です。
作業の様子
平丸スゲ細工保存会 柴野美佐代理事長
「暗いニュースがここ数年多い。辰にあやかって上昇していく様子を楽しんでほしい」
スゲ細工づくりは平丸地区の農家が冬の収入源として昭和33年から取組んできました。
最も盛んだった昭和40年代には作り手が200人ほどいましたが高齢化のため8年前に保存会が引き継ぎました。
保存会では伝統を重んじながら毎年アレンジを加えています。昇り龍もそのひとつです。
平丸スゲ細工保存会 柴野美佐代理事長
「毎年違うものを作る。正月飾りでもったいない。一年間飾って今年は辰だと実感してほしい」
スゲ細工はすべて受注生産で価格は送料と税込みで1体、2万2000円です。
上越市板倉区にある資料館で受け取ると1000円引きになります。
予約
問い合わせ:平丸スゲ細工保存会理事長の柴野さん 携帯電話 090-3548-7370
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