2023年11月07日 16:33更新
上越市の6つの地域にある11の公立保育園が、3つの園に統合される見通しであることが分かりました。具体的には、柿崎区にある4園、和田区などにある3園、津有区などにある4園が、それぞれ統合となります。いずれの園舎も、新しい場所に新築される計画です。
これは7日(火)に開かれた上越市子ども・子育て会議で明らかになりました。
公立保育園の統合は3つの地域で計画されています。まず柿崎区では、柿崎第一、柿崎第二、上下浜、下黒川の4園、次に、和田区と三郷区では、大和、和田、三郷の3園、そして、津有区・高士区・諏訪区では、戸野目、上雲寺、高士、諏訪の4園が、それぞれ1つの園に統合される計画です。
対象となる園の園舎は、築37年から51年と老朽化しています。統合計画では、新たな場所に園舎を新築したうえ、民間に移管することを検討しているということです。
市によりますと、0歳から5歳までの子どもの数は、今年度6800人あまり。今後は、年間300人ほど減り続けて、令和8年度には5860人と、今年度より956人減ると見込まれています。
市では、現在地域住民への説明を進めていて、来年度から新しい園舎の場所や移管先の事業所について検討していくということです。
上越市 幼児保育課 小山隆久課長
「施設の老朽化への対応は新築・移転を、民間サービスを取り入れた民間移管も考えていきたい。(統合で)一定程度の児童数が集まり、集団での活動も活発になる。新しい施設で生活することで快適にすごしてもらえるのでは」
このほか7日(火)の会議では、私立保育園のかすが保育園となおえつ保育園の2園が、来年度、認定こども園に移行する予定であることが示されました。
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