2023年10月26日 18:00更新
営業車もマイカーもどうかご安全に!
若手社員に安全運転の意識を高めてもらうドライビングスクールが26日(木)に上越自動車学校で開かれました。
ドライビングスクールに参加したのは、上越市内の7つの事業所に勤める10代から20代の社員24人です。
はじめに上越自動車学校の教官から、実際に起きた交通事故の状況などを聞きました。それによりますと、県内で10代や20代のドライバーが起こした事故は、歩行中の高齢者をはねる事故が多いということです。
このあと、実際に教習所のコースで実技講習が行われました。 受講者はS字クランクのバック走行や、たこつぼと呼ばれる狭いスペースで車を切り返して脱出する課題などに、取り組みました。
緊急回避体験では、40キロで走行中にハンドルを切って障害物を避けたあと、30キロで同じように運転し、その違いを体験します。
受講者は40キロと比べると30キロでは「結構余裕がある」、教官は「たった10キロかもしれないが、だいぶ違う」と話しました。
受講者
「免許を取ったときの講習を思い出して、いい経験になった」
「(仕事で)軽トラックと普通車を運転する。会社の車だと絶対に事故を起こせないと思いながら運転している」
「ふだんから気を付けて運転していたつもりだったが、危険がまだまだあることを実感した。これから気を付けていこうと思った」
上越警察署によりますとことし発生した人身事故はきのうまでに152件で177人がけがをし、2人が亡くなっています。
上越地区安全運転管理者協会 青代和彦事務局長
「自動車学校を卒業したあと、1~2年するとどうしても車に慣れてしまう。初心に帰って事故防止のためにこのスクールを開講している。仕事中は会社のための運転。これを通して事故防止に努めてもらいたい」
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