2023年10月03日 11:36更新
ノーベル賞の受賞者発表がはじまるなか、去年につづいて「ノーベル生理学・医学賞」での受賞が期待されていた妙高市出身の長谷川成人さんは、今回も受賞はなりませんでした。
長谷川成人さん(62)
長谷川成人さんは妙高市の出身です。難病「ALS」などの発症に関わる研究で、去年に続いてノーベル賞の受賞が期待されていました。
発表が行われた2日(月)は、母校の県立高田北城高校に生徒や教員が集まり、スウェーデンからの受賞者発表を見守りました。残念ながら長谷川さんの名前は呼ばれませんでしたが、先輩の活躍は生徒にとって刺激になったようです。
生徒
「自分の学校の先輩が(候補者に)なることはめったにない。こういう経験を大切にして、ノーベル賞まではいかなくても自分たちも勉強を頑張りたい」
なかには、長谷川さんが認知症の研究に取組んでいることを調べて、興味をもった生徒もいました。
生徒
「認知症は年老いたらなるもので仕方ないと思っていた。(長谷川さんの研究)たんぱく質など成分で変わっていくと知り、会えたらどうしてそのような考え方に至ったのか聞いてみたい」
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