2023年09月19日 14:31更新
敬老の日の18日(月・祝)、上越市で今年度100歳を迎えるお年寄りのお宅を中川市長が訪ね長寿を祝いました。
中川市長が訪問したのは上越市三和区に住む青木實さんです。青木さんは、大正13年1月生まれで年明けに100歳を迎えます。
青木さんは三和区で生まれ薬学を学ぶため現在の東京大学の医学部薬学科へ入学。しかし、在学中に肺結核に罹り大学を中退し右肺を摘出する手術を受けて帰郷しました。
その後は味噌造りに取り組みあおき味噌株式会社を創業しました。
息子夫婦と3人の孫の6人で暮らしながら、今もなお会計の業務に携わっています。食事に好き嫌いはなく、特にイクラやタラコなどの魚卵やくだものなどが好物とのことです。
また、週に一度、家族の運転する車でスーパーへ買い物に行くことや自宅で読書やテレビを見ることが日々の楽しみだといいます。
青木實さん
「(長生きの秘訣は)人生に希望をもって本を読んだりテレビをみたり楽しみを見つける。まだお風呂も1人で入る。お風呂に1人で入れなくなったら困ったもんだなと思う」
長男 青木光達さん
「家族目線でこのまま穏やかに健康的に好きなことをしてほしい。体が人生の資本ということを教えてくれるので、健康にまだまだ長生きしてほしい」
青木實さん
「(これからの人へ)人生はどんな困難があってもそれを超克して頑張れば必ず開けていくから頑張ってほしい」
上越市によりますと今年度は97人が100歳を迎え、そのうち87人が女性ということです。
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