2023年09月08日 17:41更新

長野県信濃町の黒姫高原で、色とりどりのコスモスがみごろをむかえています。

 黒姫山のすそ野にひろがる黒姫グリーンガーデンでは、今の時期、スキー場のゲレンデがコスモス園になります。広さは2.5ヘクタール、12種類のコスモスを楽しむことができます。

花は、猛暑の影響で例年より１週間ほど早く先週から見ごろをむかえました。今年は水不足で、スタッフは水やりに追われたそうですが、ここ数日の雨で花の勢いが増したそうです。

黒姫グリーンガーデンの清水建吾部長
「ここ2、3日の雨でコスモスが水を吸い色鮮やかになった。特にピンクが濃く出ている」

花は、ゲレンデの斜面に咲いていて、下から見上げると全体が一望できるため、「ひとめ百万本」といわれます。

そして、スキー場ならでは、リフトを使うと、空中散歩さながらに、花を上から見て楽しむことができます。

清水部長は「特にリフトの下り線から見るとキレイ。野尻湖が一望できる。ぜひ見ていただきたい」とPRしていました。

 コスモス園は55年の歴史があり、「秋といえば黒姫のコスモス」と呼ばれるほど、県内外から大勢の観光客が訪れます。

コスモスのほかにも、ダリアが植えられていて10月まで花を楽しめるそうです。

黒姫グリーンガーデンの9月の入園料は550円。リフトは１回1100円、乗り放題が2200円です。