2023年09月08日 15:23更新
上越市立城北中学校の吹奏楽部が9日(土)、6年ぶりに西関東コンクールに出場します。この夏は猛暑ため練習時間がいつもの半分ほどしか取れず、部員たちは工夫しながら出場に備えてきました。本番直前の7日(木)、練習の様子を取材しました。
城北中学校の吹奏楽部は先月行われた県大会(中学生部門Bの部)で金賞を受賞。6年ぶりに西関東コンクールへの出場を決めました。
中島愛 部長
「夢ではないかと思った。本当に自分たちが出ていいのか、驚きの気持ちが一番だった」
コンクールに出場するメンバーは、1年生から3年生まで29人です。
この夏の練習は猛暑の影響で中止になったり、午前10時半までと時間が制限されたため思うようにできませんでした。 県大会で出場を決めたあとも、予定の半分ほどしか時間をとれなかったといいます。
そうしたなか、部員たちは「太い音」にこだわって練習しました。本番は2500人ほどが入るホールで行われ、部員には初めての大きな場所です。
そのため、楽器をより響かせようと風船をふくらませたり、床に足を投げ出してお腹から強く息を出しながら楽器を吹く練習を繰り返しました。
中島愛 部長
「時間の使い方を工夫して練習した。移動は走る、片付けを早くする、楽器を下ろす(休む)時間も少なくした」
顧問 髙橋恵美子教諭
本番で演奏するのは「ベルゼール・ブランシュ~美しき白い翼~」です。 木管楽器のソロと、場面変化に合わせて曲調が変わるのが聴かせどころです。
中島愛 部長
「練習してきたことを本番に全て託せるように、上越代表としても自分たちが納得いく演奏をしたい」
西関東吹奏楽コンクールは9日(土)に山梨県甲府市で行われます。コンクールの模様は、スマートフォンやパソコンからライブ配信で無料で見ることができます。城北中学校の演奏は、午後2時50分からの予定です。詳しくは「西関東吹奏楽連盟」のホームページをご覧ください。
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