2023年08月30日 16:05更新

妙高市で新しいビジネスをめざしている若手起業家などが互いのアイデアを話し合う合宿が29日（火）と30日（水）の2日間、妙高高原のテレワーク研修施設「MYOKO BASE CAMP」で開かれました。

合宿に参加したのは、県内外の20代から30代の若手起業家や学生など4人です。この取組みは、地域づくりや空き家対策などの妙高市の課題を解決する新しいビジネスやサービスの実現をめざすものです。

参加者のひとりで建築デザイナーの小林紘大さんは、市のホームページに載っている空き家情報を改善するビジネスを提案しました。小林さんは、空き家のイメージをよりよく伝えるために間取りや画像、さらには、家のおすすめポイントなどをアピールした空き家情報ビジネスを提案しました。

 小林紘大さん
「地域の空き家が増えると放置や相続・犯罪の問題が出てくる。地域課題として捉える必要がある。地域系課題や都市系課題を解消しビジネスを組み合わせていけると良い。」

このほか、妙高高原で、秘密基地をイメージした森のカフェを運営するビジネスプランや自然の中を散策してストレスを解消する旅行ビジネスを提案した人もいました。

参加者
「新潟市に住んでいて妙高市に来たとき開放感や山々に囲まれ普段とは違うリラックスした時間が取れた。きっとここにヒントがあると思った。経営者や参加者から事業アイデアについて意見をもらえる。前に進むきっかけにもなり、参加して良かったと思う。」

合宿はこのあとも月に1回行われ、10月に発表会が開かれます。