2023年08月28日 15:23更新

原油価格や物価が高騰するなか、妙高市は1冊5000円で倍の１万円分の買い物ができるプレミアム付き商品券を11月から販売します。

これは28日（月）に開かれた市の定例記者会見で明らかになりました。

プレミアム付き商品券は物価高騰のなか、市民生活を支援し、地域経済を活性化させるねらいがあります。商品券は「みんなの応援券」と題して1冊5000円で倍の1万円分の買い物ができます。500円券が20枚入っています。購入できるのは今月31日時点で住民台帳に登録されている人で、1人2冊までです。さらに、これとは別に市では子育て世帯への支援として、０歳から中学3年生までの子どもおよそ3000人に1人1冊の商品券を配ります。

「みんなの応援券」は11月1日からの販売です。利用できるのは販売開始から来年2月29日までです。 

このほか、高校生や大学生などの保護者を支援するため、学生1人につき3万円を給付します。対象となるのは平成10年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた人で、高校や大学、専門学校などに通う学生です。

給付されるのは、対象の学生を養育している妙高市に住民登録がある保護者になります。所得制限はありません。

市ではこれらの事業費を盛り込んだ補正予算13億1400万円あまりを9月議会に提案することにしています。

妙高市関山地区 渇水でピーマン不良

また会見では今月24日現在、渇水による農作物などへの被害が、11ヘクタールほどにのぼると報告されました。うちわけは、田んぼのひび割れや大豆の生育不良などということです。

 城戸市長
「一部被害の出ている皆さまには、寄り添った形で行政としてできる限り支援したい。天候のことなのでどこまでという形ではないが、市の方になんなりと言っていただければ」