2023年08月10日 10:54更新
中学生が社会に対して感じていることや日常生活での気づきなどをスピーチする「私の主張上越地区大会」が7日(月)、上越市のJCVで開かれました。
「私の主張上越地区大会」でスピーチしたのは上越市の2校、それぞれで選ばれた代表生徒2人です。
はじめに上越市立吉川中学校3年の鷲頭寧々さんが「礼儀の大切さ」をテーマにスピーチしました。鷲頭さんは所属している吹奏楽部での出来事を振り返り、入部したころ、先輩とのコミュニケーションを深めようと、大きな声で目を合わせて挨拶するよう取り組んだと話しました。そのうえで、礼儀には相手への気遣いと尊重の気持ちが大切だと訴えました。
鷲頭さん
「感謝の気持ちを忘れず相手を尊重し続けることは、簡単ではない」
続いて、上越市立三和中学校3年の大谷さくらさんが「ボランティアで新たな一歩」をテーマにスピーチしました。大谷さんは、自身の引っ込み思案な性格を直そうと、地元のイベント「さんわ桜の陣」にボランティアで参加しました。出店での手伝いを通して自然と言葉が出るようになり、恥ずかしさや失敗への不安がなくなり、自信がついたと話しました。
大谷さん
「私のボランティア活動は始まったばかり。さまざまな活動を通して世界を広げ、本当になりたい自分を見つけたい」
上越市教育委員会 早川義裕 教育長
「メールやSNSで簡単に情報発信できるが、考えをまとめて自分の思いを伝えることが大事」
審査の結果、大谷さくらさんが最優秀賞に選ばれました。大谷さんは上越地区の代表として、9月16日に新潟市で開かれる県大会に出場します。
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