2023年08月03日 17:58更新
県立高田商業高校の生徒が「夏のパンまつり」と題して、商品の仕入れから販売まで手掛けたチャレンジショップ「Rikka」を、3日と4日、高田本町商店街のあすとぴあ高田で開いています。
チャレンジショップRikkaは、高田商業高校の生徒が、本町商店街のにぎわいづくりをめざして毎年この時期に開いています。
19年目となる今年のテーマは「夏のパン祭り」。店内には、全国各地のご当地パンおよそ20品目が並びます。
なかでも特に力を入れたのが「かまぼこパン」です。地元企業と連携して、開発しました。加工段階で余ったカマボコを再利用したもので、ここだけの商品です。
Rikkaの相澤利音社長は「カマボコの風味をしっかり感じられ、パンも甘くふわふわでおいしい。ぜひ完売したい」と意気込んでいました。
そして、欠かせないのがおなじみ「かっぱパン」です。生徒があるるんの杜と共同開発しました。今年も、変わらぬ人気でたくさんの人が買い求めていました。
買い物客の反応も「いろんなご当地パンがあり良い。かっぱパンがかわいい。思わず買いたくなる。」と好評です
この店を運営するのは全校生徒が株主になっている模擬株式会社「Rikka」です。社長を筆頭に社員は各クラスの代表およそ40人が務めます。この春から事業計画を練り、商品の仕入れ、宣伝などの準備を進めてきました。
相澤社長は「地域ごとにパンの特長を見つけたり、このパンを売ったら喜ばれるだろうと考えて仕入れるのが楽しかった」と話していました。
チャレンジショップ「Rikka(りっか)」。4日は午前11時から午後3時まであすとぴあ高田で開かれています。
なお、チャレンジショップで出た利益は株主、つまり全校生徒に配当されるということです。
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