2023年06月12日 18:51更新
上越市の直江津駅前通りで地場産の農産物や特産品などを販売する「互(ご)の市」が10日(土)、およそ2年半ぶりに再開し、多くの買い物客でにぎわいました。
「互の市」は毎月0と5が付く日に直江津商店街で開かれていた市です。市は今から21年前、平成14年に始まりましたが、出店者の高齢化などで、令和2年11月末の開催を最後に休止していました。
10日はおよそ2年半ぶりに再開され、板倉区から5店、牧区から1店が出店し、地場産のコメや野菜、特産品や郷土料理の笹団子などが並びました。
出店者
「予想以上のにぎわいで山菜があっという間に売れた」
「互の市」の再開には、地元の小学生による後押しが大きな力となりました。上越市立直江津南小学校の当時の6年生が去年12月、総合の学習で商店街などと協力して互の市の復活に取組みました。
復活に協力した板倉区の地域おこし協力隊 福井拓也さん
「(再開に向け)出店者に交渉した。中山間地と市街地が連携できるよう、まずは直江津とのつながりができれば」
直江津駅前商店街振興組合 重原稔 専務
「小学生が背中を押してくれた。この市を通じて、直江津の良さを多くの人に知ってもらいたい」
「互の市」は今後毎月1回、第2土曜日に開かれる予定です。
市では出店者を募集しています。詳しくは、直江津駅前商店街振興組合の重原専務(090-2561-5623)までお問合せください。
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