2023年06月08日 16:00更新
子どもの頃から防災への意識を高めてもらおうと、地震や火災など、いざという時にどうしたらよいかが分かるメモ帳が、上越市内の小学校17校に配られることになりました。
これが「防災メモ」です。A5サイズで40ページあり、火災や地震、大雨などの災害が起きたときにどうすればよいかなど、8種類のメッセージが載っています。
メモ帳は、上越消防署と危険物安全協会上越北支部が作りました。管内にある小学校17校で、小学校3年生に配布されます。3年生は社会科の授業で安全安心について学んでいます。
8日(木)は、上越消防署の近くにある上越市立有田小学校で3年生104人にメモ帳が手渡されました。
上越消防署の横田里美署長は児童に「サラダ油も危険物。料理をしている時にコンロのそばにあると、火が移った時に大きな火事になる。そういう場面があったら家の人に危ないと教えてあげてほしい」と呼びかけました。
危険物安全協会上越北支部の坂本浩一支部長は「帰ったら家の人にメモ帳を見せて、今回学んだことを一緒に振り返ってほしい」と話しました。
有田小学校では、このメモ帳を参考にしながら、安全安心について学んでいくことにしています。
児童
「サラダ油は火事が起きるということが印象に残った。火災が起きないようにしたい」
「メモ帳に使う。台風について書いてあるところが印象に残った」
上越消防署 横田里美 署長
「子どもたちに危険物が危ないものであるということを分かってもらい、子ども達から保護者へ注意をしてもらいたい」
上越消防署は、防災メモ帳を今月中に他の小学校に配る予定です。
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