2023年06月08日 10:00更新
楽しいから若返ります!TVゲームで戦ういわゆるeスポーツをお年寄りの認知症予防に役立ててもらおうと、関根学園高校のパソコン部が7日(水)に上越市内の福祉施設を訪れお年寄りと交流しました。 関根学園高校パソコン部が訪ねたのは上越市寺町の福祉施設「サンクス高田」です。生徒は高校が去年12月に立ち上げたパソコン部eスポーツ科に所属しています。これまでに授業の一環として、市内の福祉施設などを回りながらeスポーツの体験会を開いています。7日は生徒9人が70代から90代までの施設の利用者およそ30人に、人気テレビゲーム「マリオカート」の遊び方を説明しました。ルールは車に乗ったキャラクターをハンドル型のコントローラーで操り、アイテムなどで相手を妨害しながら順位を競うレースゲームです。参加者のほとんど全員がeスポーツは初めてです。一通り操作方法を教わったあと、早速、対戦に臨みました。
80代女性
「難しい。自分たちの頃は無かった。頭が追い付かない」
90代男性
「たいそうだ。90歳過ぎてるから。楽しいは楽しい」
パソコン部eスポーツ科 安中一吹 部長
「マリオカートは車の運転ができなくなった人でも出来るため採用した。eスポーツの楽しさを知ってもらいたい」サンクス高田ではeスポーツを通じて認知症の予防につなげたいと話しています。
サンクス高田 中川博之施設長
「将来への不安として認知症を恐れている人が多い。継続していけば認知症予防にも効果があると期待して続けていきたい」
関根学園高校では月に1回ほどのペースで、市内の福祉施設などを訪れることにしています。
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