2023年06月05日 18:13更新
国際宇宙ステーションで保管された上越産コシヒカリの種もみから育てた苗を、上越市立東本町小学校の児童が5日(月)に学校の田んぼに植えました。
東本町小学校は、「KomeTane(こめたね)宇宙プロジェクト」と題して、上越市の田中産業と協力して、国際宇宙ステーションで保管された上越産コシヒカリの種もみを使ったコメ作りに取り組んでいます。
種もみは100粒で、今年3月から1か月間、国際宇宙ステーションで保管され4月16日に地球に戻りました。
5年生60人は、種もみから苗に育てた40株を学校の田んぼに植えました。田んぼは1ヘクタールあり、宇宙からもどった種もみの苗の隣りには、同じ品種のコシヒカリを植えて、生育の違いを観察していくということです。
5年生
「おいしくてツヤのあるコメになってほしい」
「宇宙に行ってないコメよりもたくましく育ってほしい」
学校ではこのイネから獲れるコメを「KIRARa(きらら)米(まい)」と名付け、代々増やしていきたい考えです。
田中産業 田中朗之 常務取締役
「元気良く育ってくれるとうれしい。普通のコシヒカリと宇宙に行ったコシヒカリ、比べてもらえるように隣に植えている。子どもたちにそういうところも見てもらえたら」
児童はイネの観察を行いながら10月には稲刈りを行うということです。なお、秋の稲刈りでは「KIRARa(きらら)米(まい)」の収穫量を見て、児童が味わうかどうかを決めるということです。
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