2023年06月05日 15:54更新
今月1日(木)、上越市大貫4丁目で会社社長の60代男性が殺害された事件を受け、臨時休校となっていた市内の小中学校が5日(月)再開されました。しばらくは地域の人や教員が登下校を見守るなど、パトロールが強化されることになっています。
今月1日の夜、上越市大貫4丁目で自動車販売業の代表取締役、中村礼治さん62歳が自宅の駐車場で殺害された事件を受けて、事件の翌日、市内の小学校9校と中学校4校の合わせて13校は臨時休校となりました。
事件発生から4日目の5日(月)、学校が再開され、そのうち上越市立高田西小学校では児童が地域の人や教員に見守られながら班ごとに集団登校しました。
地域の人
「(小学校)金曜日は休みだった。子どもたちが何事もなく通学できるのが一番」
高田西小学校では当面、児童の見守りを強化する方針で、教員と地域の町内会が協力して登下校時に街頭に立ったり、パトロールにあたります。また、PTAメールや学校のホームページを通じて、登下校時の注意点などを呼びかけ、場合によっては保護者による車での送迎を認めました。
学校では1限目に児童に心の状態などを尋ねるアンケートを行い、その結果をもとに、場合によっては心理カウンセラーの派遣なども検討するということです。
坂森弘明 教頭
「まずは非日常的な生活を送っている子どももいると思うので、日常の生活に戻れるようにしたい。そのために職員でできることを考えたい」
学校では引き続き、地域での見守りに協力してほしいと呼びかけています。
坂森弘明 教頭
「きょうは集団下校。見守り隊の協力をいただきながら実施したい。ただ、どこまで維持できるかというと難しいところなので、総合的に判断していきたい」
高田西小学校では、事件発生翌日の2日(金)に予定していた金谷山公園への遠足を中止、このあとの予定は未定ということです。
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