2023年05月17日 15:18更新
佐渡市と新潟市にある新潟食料農業大学が16日、持続可能な食糧システムの構築に向けた連携協定を締結しました。
NSGグループの学校法人 新潟総合学園が運営する新潟食料農業大学は、食、農業、ビジネスを一体的に学ぶ食の総合大学として2018年に創立しました。新潟市と胎内市にキャンパスを置き、食に関する幅広い知識をもつ人材の育成を目指しています。
このほど、佐渡市と食や農業を中心とした地域振興と人材育成を図り、持続可能な農業体系の確立を目指し連携協定を締結することになり、16日に締結式が行われました。
式には新潟食料農業大学の渡辺好明学長と佐渡市の渡辺竜五市長などが出席し、協定書に署名しました。
佐渡市と新潟食糧農業大学は、柿の加工品づくりに関する柿の渋抜きの調査研究や、ジアス10周年のプロジェクトへの学生参加など、これまでも関係がありましたが、今回の協定締結により食、農業、ビジネスを一体的に学ぶフィールドとしての学生の受け入れのほか、佐渡市としては大学の専門的な知見や技術を生かした取り組みをさらに進めるとしています。
新潟食料農業大学 渡辺好明学長
「佐渡は研究のフィールドとして魅力的。佐渡からいろいろ学びたい。大学としては、科学的なデータを活用した農業分野の調査研究などで貢献したい」
渡辺竜五 佐渡市長
「大学と連携し、持続可能な農業の実現を進めたい」
コロナ禍により、数年ごしの協定締結となり、佐渡市や大学関係者は、連携による佐渡市の農業発展に期待を寄せています。
佐渡テレビジョン
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