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佐渡汽船 関西方面の貨物輸送ルートを直江津-小木航路へ

2023年05月11日 18:14更新

先月29日にカーフェリーこがね丸が就航した直江津-小木航路について、佐渡汽船が関西方面からの貨物ルートを新潟-両津航路から直江津-小木航路に変更するよう物流会社に提案していることが分かりました。

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これは佐渡汽船の尾渡英生 代表取締役社長が11日(木)、上越市議会の研修会に出席して明らかにしました。

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それによりますと、これまで新潟-両津航路を使っていた関西や東海方面の物流会社に対して、貨物の輸送ルートを直江津-小木航路に変更するよう提案しているということです。尾渡社長は、新しく就航したカーフェリーの効果を物流でもあげたいとして次の様に話しました。

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尾渡英生 代表取締役社長
「かつては大阪、中京など西側から来るトラックは直江津港から行っていたが、ここ3年は新潟からしかルートがないので、新潟から佐渡へ行っていた。物流会社もすぐに切り替えることはできないが、近いほうがコストが安いので、これから切り替えてくれると思っている」

こがね丸は大型バス5台、乗用車64台、2輪車10台を載せることができます。尾渡社長は11日の研修会で、航路の観光促進として、土肥(とい)金山がある静岡県の土肥港と清水港を結ぶ駿河湾フェリーとこがね丸をコラボさせたマイカーでの旅行プランを検討していると話しました。

このほか、上越市議会側からは佐渡観光について積極的な提案もあがりました。

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議員
「佐渡をイメージチェンジしてはどうか。子どもに目線を合わせて、子どもの宝島にする。金山をゴールにする宝探しなどおもしろいと思う。子どもの運賃は無料にする。宝探しなどのイベントに会社も参画して収益を上げる」

佐渡汽船ではマイカーで佐渡に行ける特徴をさらにアピールして、アウトドアなど、島の自然を活かしたアクティビティをプロモーションしていくということです。

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尾渡英生 代表取締役社長
「船舶がカーフェリーに変わったのが大きなポイント。首都圏から新潟よりも直江津港からの方が距離も短く高速料金も安い。それを分かってもらえると直江津ルートの方でということになってくる。佐渡側も本土側も魅力的になれば観光客の交流人口も増えてくる。そういった取り組みを進めたい」

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