2023年05月08日 16:43更新
上越市板倉区にある山寺薬師で8日(月)、例大祭にあわせて年に1度の仏像3体の御開帳が行われ、多くの人が手を合わせていました。
山寺薬師の3体の仏像は今からおよそ600年以上前に京都から運ばれ、この地で組み立てられたと伝えられています。
像の高さはいずれも1メートル40センチほど、檜の寄木造りで県の文化財に指定されています。
例大祭は毎年5月8日に開かれ、この日だけ3体の仏像が公開されます。
参拝客
「あいにくの雨だがにぎわっている感じがする。健康で過ごせるように毎年祈っている」
「いつも楽しみに来ている。地元の惣菜が売っている。家族がみんな元気で過ごせるように世界平和」
「手を合わせると静かな気持ちになる。ただ階段がきつい」
笹ずしなどの販売も
東山寺町内会 笹川勝美 会長
「知っている人は来てくれる。きょう初めて来た人も。世間に知られてきていると感じる」
山寺薬師には県の名水百選に選ばれた「延命清水」や樹齢800年の大杉などがあり、地元の人が普段から清掃するなど、環境の保全に取り組んでいます。
東山寺町内会 笹川勝美 会長
「みんな歳をとってきて、子どももいない。このまま現状維持が出来れば最高」
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