2023年04月22日 11:45更新
上越市清里区でギョウザを製造・販売しているNTフーズが、同じ区内に新しい工場を建設しました。会社では、通販による全国注文に応えようと、これまでの10倍の製造能力を目指すということです。
新しい工場は、清里区今曽根の県道 新井柿崎線沿いに完成しました。NTフーズのギョーザは「越後まるきよ餃子」のブランド名で販売されています。
もともとは、清里区出身の創業者・鳴海俊一さんが、調理師として作ったギョーザの評判が良かったことから、5年前から本格的に製造販売を始めました。
新しい工場は今月6日から稼働しています。新型の製造機械を導入したことで、生産能力が大幅にアップ。以前は1日あたり3000個だったものが、現在は、その10倍の3万個を作っています。
NTフーズ 鳴海伸吾さん
「食べた瞬間に口の中に広がる肉汁が小籠包のようだと感想を聞いている。油を引くときに、ごま油を引くと、より香りが際立っておいしい」
具材には、国産の豚肉やニラなどを使い、皮はこれまでの外注品から自社生産に切り替えたことで、厚さや形のほか、具材の量など、品質が均一になりました。現在は関東や関西の飲食店から、オリジナル餃子の製造も請け負っています。
鳴海伸吾さん
「焼き、揚げ、水餃子、餃子鍋などに対応できる商品。全国の皆さんに餃子で笑顔になってもらいたい」
越後まるきよ餃子は、スーパーマーケットのイチコやイオン、ピアレマート、あるるん畑で販売されるほか、ネット販売もあります。
価格は1袋25個入り1080円。12個入りの販売も予定しています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.