2023年04月14日 09:34更新
妙高市民生委員児童委員協議会の総会が13日(木)に開かれました。今年度は、妙高市内で子ども食堂を開いているNPO法人「あいあう」と連携して子どもたちをサポートしようと、委員が団体の活動に参加したりPR活動に取組むなど、子ども・子育て世帯の支援に尽力したい考えです。
13日(木)に開かれた総会で、協議会の片所昭夫 会長は「今年度は『民生委員』として高齢者の見守り活動だけでなく、子どもたちの支援など『児童委員』の活動にも力を入れたい」と話しました。
具体的には、市内で子ども食堂を開いているNPO法人「あいあう」と連携して、その活動を紹介したり委員自身が参加していく考えです。さらに、妙高市がことしからはじめた「伴走型相談支援」にあわせ、子育て世帯の相談や困りごとなどをサポートする方針です。
妙高市民生委員児童委員協議会 片所昭夫 会長
「これからはますます子どもの問題が注目される。子どもたちや子育て世帯を温かく見守り、地域全体で支えることが重要」
民生委員児童委員は、住民の困りごとの相談に乗るほか、地域と行政のつなぎ役として活動しています。現在、全国的に担い手不足が深刻な課題となっていますが、妙高市は定数90を100パーセント満たしています。
片所昭夫 会長
「定例会などで毎月集まり委員同士のつながりが強いことが、人が辞めない理由ではないか。地域コミュニティーがまだ機能していることは安心」
総会には城戸市長が出席し、行政との協働をお願いしたいと呼びかけていました。
城戸市長
「妙高市は今年から、保育園から中学校の給食費を無償化に。経済的に支援していく。また、妊娠期から子育てまで一貫してサポートできる体制をつくっていく。子どもを支える社会をつくる大きな転換期になる」
片所昭夫 会長
「委員はあくまでもパイプ役で、困っている人と行政をつなぐ役目。子どもの問題もみんなで考えていきたい」
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