2017年09月15日 16:06更新
国指定有形文化財に指定されている上越市頸城区森本の白田邸を後世に残そうと、保存会が設立された。
国指定有形文化財に指定されている白田邸主屋
白田邸住宅主屋は1918(大正7)年に建てられた木造2階建。明治初期の大型民家の骨格を保ちつつ、ガラス建具の多用や座敷の造作などに大正期の洗練さが伺える近代和風住宅で、2014(平成26)年に国登録有形文化財に指定された。
白田邸を後世に残し、頚城区の地域振興につなげようと、13日に関係者が集まり、設立総会が開かれ、保存会が立ち上がった。
13日にひらかれた設立総会(写真提供:保存会事務局 船木さん)
設立総会には、日本庭園・和風建築のセミナーなどを通じて日本文化の理解を深める活動をしている「庭屋一如研究会」の主宰者、藤井哲郎さんも出席している。保存会では今後、藤井さんによる庭の見方についての勉強会や案内ガイドの養成、紅葉の寄木教室の開催を計画している。
保存会の事務局では「頚城区には瀧本邸や坂口記念館がある。連携して頚城区の観光振興につなげたい。地域住民も参加して、頚城を元気にして盛り上げられれば」と話している。
保存会ではこれから会員の募集を行うことにしている。
白田邸保存会事務局
■住所 上越市頸城区森本703(白田美和子様宅)
■電話番号 025-530-2493(白田邸)
090-4951-9510(事務局 船木さん)
白田邸一般公開
■期日 11月19日(日)
■時間 午前9時~午後3時(予定)
※なお、一般公開日以外では公開されていないので、ご注意ください。
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