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高田雁木の足元照らす レトロなあんどんベンチ設置

2023年03月23日 15:05更新

上越市高田地区の雁木を明るく夜でも歩きやすくしようと、長岡造形大学の学生が作った木製のあんどんベンチが大町5丁目に設置されました。Still0323_00011これがあんどんベンチです。杉材で作ったもので、電球は太陽光発電で日が暮れると自動点灯します。

Still0323_00015設置されたのは大町5丁目、五ノ辻稲荷神社の近くにある雁木です。あんどんは長さ75センチのベンチ型と、そこに縦型1つを組み合わせたもので、格子状のデザインが特徴ですStill0323_00013作ったのは長岡造形大学の4年生、上野加奈子さんです。上野さんは吉川区の出身で県立高田高校に通う中で雁木に魅せられたということです。

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上野加奈子さん
「高校卒業後も記憶に残って、卒業制作でここを題材に決めていた。雁木に馴染む色になったのでよかった。ライトの色も暖色系を使っているのでマッチしている」

Still0323_00018あんどんづくりの発想は、夜の雁木が薄暗いと知ったことからはじまりました。そこに雁木を歩く人が休むことのできるベンチを合せました。制作にあたっては、全国の建築・環境系の大学で作る「木匠塾」の協力支援を受けています。

Still0323_00014上野さんは、出来たあんどんベンチを雁木町家のPRなどに取り組むNPO法人街なみFocusに寄贈しました。

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街なみFocus・岸波敏夫さん
「雁木を若い人に関心をもって貴重な作品を作ってもらい、上手に保管管理して行きたい」

上野さん「日常的に当たり前にあるものとして使ってほしい」と話しました。

Still0323_00010長岡造形大学では、新年度から木匠塾が大学サークルとして活動するということで、今後もあんどんベンチを作っていくということです。

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