2023年03月18日 18:47更新
高田城址公園観桜会を前にサクラのつぼみの膨らみ具合などを見る観察会が18日(土)開かれ、参加した人が思い思いに今年の開花日を予想しました。
観察会はサクラの開花宣言や保全活動に取り組む市民団体「エコ・グリーン」が開きました。18日はあいにくの雨となりましたが、市民などおよそ40人が参加しました。一行ははじめに、エコ・グリーンの青木ユキ子さんから今のサクラのつぼみの様子について説明を聞きました。
エコ・グリーン 青木ユキ子さん
「つぼみというより花の芽。この後、先が赤くなっていく」
続いて高田城址公園のサクラを巡りながら、種類や生態について解説を受けました。青木さんは公園内のサクラは雪の重みで幹が折れたり、老朽化で根本から伐採された木があるとして、サクラを保全していくためには新しい木を植えるだけでなく、元の木を育てる取り組みも大切だと話しました。
エコ・グリーン 青木ユキ子さん
「本体は腐ってしまったが、横から出た芽を伸ばしていくのもあり。その方が早く育つ」
最後はサクラの開花宣言が行われる調査木の前で、つぼみの膨らみ具合を確かめました。サクラは2月1日からの平均気温の合計が330度ほどになると開花すると言われていて、エコ・グリーンの調査では今月16日時点で218度でした。
参加者
「雨で残念だったが、サクラを見れてよかった。(開花予想は)3月28日。毎日来ていて、今年は天気良かったので」
「(開花)27日頃。早いと思う。(観桜会)ファミリーで5歳の孫たちと来たい」
エコ・グリーン 青木ユキ子さん
「サクラが咲いたときだけでなく、いつ咲くかというワクワク感やサクラの生態をもっと知ってもらえたら」
エコ・グリーン 鈴木敏男さん
「(開花)だいたい観桜会が始まる前後。今年はフルでできるのでぜひ来てほしい」
去年の開花は4月7日、今年の開花は日本気象協会が今月28日と予想しています。なお、エコ・グリーンでは今月21日の午前9時から、サクラが囲われている杭の立て直し作業を市民と一緒に行う予定です。
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