2023年03月16日 16:21更新
壊れて止まってしまった上越市立直江津南小学校の時計台が新しい時計に掛け替えられることになりました。
直江津南小学校の時計台は1981年に設置されその後、1度時計を交換しましたが、最近では壊れて動かなくなっていました。
そこで来年の学校創立70周年にあわせ、同窓会が14日に新しい時計を子供たちに寄贈しました。
時計のデザインには10年前の6年生が時計台のイメージにあわせて考えたキャラクター「ジッポー」が描かれています。
同窓会の髙館徹会長は「廊下を通った時に時計が止まっていた。シンボルの時計が止まっているのは悲しいと思って時計を寄贈した」と話しました。
ジッポー時計を見た子どもたち
「ジッポーの時計を見て感動した。ジッポーは時間の意識を高めてくれるキャラクター」
「すごくかわいくて毎日ジッポーくんを見るのが楽しみ」
橋爪智哲 教頭
「ポスターを描いたりするときにジッポーくんが入ったり、こどもたちにとって身近なキャラクターになっている」
時計台には「時は宝」という文字が刻まれています。これは「今この瞬間、きょうという1日を大切にする」という願いが込められていて、児童にとっては、校舎の窓にあるジッポーの絵とあわせ、学校生活のテーマになっています。
児童の中には「(ジッポーは)力を与えてくれる存在……勉強が嫌だなって時に力をもらえる」と話す子どももいました。
最後に同窓会の髙館会長は地元に残る子も他県や世界に羽ばたく子もいると思うけどここに来たら時計を見てもらいたいシンボルになればいい」と思いを語りました。寄贈された時計は16日(木)に時計台に設置されます。
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