2023年03月14日 16:43更新
「くわどり湯ったり村」などの管理運営をする上越市の第三セクター「リフレ上越山里振興株式会社」が雇用関係の助成金を不正受給していた問題で、リフレ上越山里振興は14日(火)、返還中の雇用調整助成金について、3月14日までに総額のおよそ半分2100万円を返還したと発表しました。
リフレ上越山里振興が一部返還したのは雇用調整助成金です。返還総額およそ4100万円のうち、2月28日に700万円(2月分)、3月14日に1400万円(4,6月分)の合わせて2100万円の返還手続きが完了したということです。残りは8、10、12月にそれぞれ700万円を納付し、令和5年12月までに全額を返済する予定だということです。返還金については、不正受給に関与した2人が一定額の貸付を受けて、返還に充てているということです。
なお、緊急雇用安定助成金については1月31日に全額のおよそ791万円を返還済みです。
あわせてリフレ上越山里振興は、3月10日付けで不正受給に関わった職員2人を解雇したと発表しました。
関連記事
三セク「リフレ上越山里振興」雇用関係助成金を不正受給 3915万円
リフレ上越山里振興 雇用関係助成金3915万円の不正受給問題 市議会は全員協議会開催へ
不正受給のリフレ上越 1月5日から3施設を休館 返還金は会社役員負担の方向
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.