2023年03月06日 14:37更新
米俵のフタ「さんばいし」を投げて、飛距離を競う競技会が5日(日)に上越市浦川原区の宿泊体験交流施設、月影の郷で開かれました。
さんばいしは米俵のフタにするもので、稲わらで出来ています。
さんばいし投げが行われるのは4年ぶりです。5日は家族づれや福祉団体など12組、2歳から81歳の男女45人が出場しました。
投げ方のルールは特にありません。参加者は直径およそ30センチほど、重さ480グラムあるさんばいしを、フリスビーのように投げ、飛距離を競いました。
参加者
「2才。楽しかった。ポイ(したところ)」
参加者
「初めての参加。チームワークもバッチリで楽しかった。投げるタイミングや角度で飛距離が変わってきて難しい。来年もあればリベンジを兼ねて、また参加したい」
参加者
「コロナも落ち着いているので初めて参加した。外でみんなでにぎやかに行うイベントは楽しい」
今回の最高記録は、ハンディキャップ15メートルをもらった女性の37メートル24センチでした。過去の最高記録は、36メートル21センチです。
さんばいしは本来、桟俵(さんだわら)と呼ばれるもので、わらで編み上げるのに、およそ1時間かかります。
さんばいし投げを考えた月影の郷の支配人、横尾修一さんは、競技を通じて、稲わら文化に親しんでほしいと話していました。
さんばいし投げは次回8月上旬にも開かれる予定です。
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