2023年03月01日 11:30更新
全国へ初キップ!
上越高校の女子バレーボール部が来月、全国大会に初めて出場します。本番を前に気合の入った練習の様子を取材しました。
上越高校の女子バレーボール部は、今月5日に行われた北信越地区新潟・富山予選会で初めて決勝まで進み、1対2で敗れたものの上位2校として全国大会出場を手にしました。創部以来、県代表としての全国大会出場は初めての快挙です。
笹川奈那 部長(2年)
「チーム全員で全国大会が決められてうれしかった。必死にボールをつないで諦めないプレーをした」
今回、上越高校が全国出場を手にした背景には、2年前に学校に招かれて就任した熊木博幸監督の指導があります。熊木監督はこれまで、市内の公立高校で35年間バレーボールの指導にあたり、名監督として知られた存在です。
現在の女子バレー部は2年生10人、1年生3人です。監督の就任と同時に入部した2年生を中心に日々練習を積み重ねています。
熊木博幸 監督
「全国大会を目指したい、上越のバレーを盛り上げたいと考えてきた。簡単ではないが目標に近づけるバレーを日々選手と努力してきた」
監督が力を入れたのは、粘り強いレシーブからの多彩な攻撃です。
リベロの仙田結衣(2年)が拾ったボールを、セッターの笹川奈那(2年)がトス、アタッカーでキャプテンの柳澤心葉(2年)や伊藤愛生(2年)が相手のブロックをかわしてスパイクを打ち込みます。またもう一人、左打ちのアタッカー1年の吉田杏莉が攻撃に変化を生んでいます。
柳澤心葉 キャプテン(2年)
「先生の指導でみんなの力も変わった。今まで練習してきたことが発揮できたのでうれしかった」
吉田杏莉さん(1年)
「私はブロックやスパイクで相手に刺激を与えるよう頑張っている。練習してきたことを出し切って最後は笑顔で終わりたい」
通称「さくらバレー」と呼ばれる「全国私立高等学校男女バレーボール選手権大会」は、私立高校を対象としたもので48チームが参加します。上越高校の初戦は、東京の下北沢成徳と岡山の山陽学園との3チームによるブロックリーグ戦です。
笹川奈那 部長(2年)
「本番は自分たちより強いチームが多いが上越バレーができるように頑張りたい」
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