2023年02月22日 18:55更新
フードロスは美味しい!
食べることができるのに捨てられている野菜を使った給食が、妙高市立新井中央小学校で提供され、児童がSDGsについて考えました。
新井中央小学校で22日(水)に提供された給食です。
「菜っぱめし」に「豆乳チキングラタン」。材料に使われているアスパラ菜の外葉や茎の一部は、出荷するときに捨てられているものです。
献立を考えた栄養教諭の岡田小野江さんは、アスパラ菜を栽培している妙高市の米ファーム斐太を訪ねて、廃棄のことを知りました。
岡田小野江 栄養教諭
「せっかくだから余すことなく『学校給食では全部食べよう』と。捨ててしまう部分があることも児童に知ってもらう機会になれば」
廃棄されるはずだった部分もさっそく搬入され、20日からの3日間、フードロスを考える給食として、炒め物やかき揚げにして提供されました。
給食は新井中央小のほか、新井南小、新井北小学校で提供されました。
22日は3校をオンラインでつなぎ、米ファーム斐太のスタッフがアスパラ菜を廃棄する状況などを話しました。
児童
「(茎の)下の部分を再利用したり肥料に使ったりするのが良い。また食べたい」
「アスパラ菜は苦手だがおいしく食べられた。無駄にしてなくてすごいと思った」
「こんなにおいしいなら(まるごと)商品に出すといい」
岡田小野江 栄養教諭
「アスパラ菜は妙高市ならではの食文化。市のおいしいものを食べて育って」
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.