2023年02月03日 09:33更新
サッカーの強豪校をめざしている上越高校は、日ごろから、サッカー部の部員が学校周辺を清掃するなど、ボランティア活動に取組んでいます。
その結果、住民からの応援が増えたということですが、さらにボランティアのことを学ぼうと部員対象の講座が開かれました。
上越高校のサッカー部は、日ごろから地域での除雪や清掃活動に取組んでいます。去年はその実績が認められ、第四北越銀行から表彰されました。
ボランティア活動に取組む背景には、部員の6割以上が関東や関西など、他県出身ということがあります。
上越高校 風間秀行教頭
「地域外の生徒・寮生がたくさんいる。地域の何かお手伝いでできることがないかというところから」
ボランティア活動には思わぬ効果がありました。地域との結びつきが深まって、去年行われたサッカーの試合には、地域住民などおよそ100人が応援に詰めかけたということです。
この日は2年生の部員を対象に、くびき野NPOサポートセンターがボランティア講座を開きました。
生徒は、市内で行われている環境保全や福祉などの社会貢献活動について教わりました。そのあと、自分たちに何ができるかなどを話し合いました。
部員
「『みんな違ってみんないい』という言葉があるように、障がい者は自信を失うことがあると思うが、その人特有の美しさ・すばらしさがある。そういうことを伝えたいし、みんなで協力すれば何でもできると共有したい」
部員
「世界でプラスチックを減らす動きや、ごみの影響で海洋生物が死ぬと聞く。この活動が広がることで上越の環境も良くなると思う。海がきれいになると観光客も来るので一石二鳥」
上越高校では、このあとも1年生の部員を対象に、同じ講座を開くことになっています。
スポーツとボランティア、切っても切れない関係ですね。住民のみなさんからも応援をよろしくお願いします。
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