2023年02月01日 11:15更新

雪下ろし中にはしごから転落するなど、除雪中の事故が相次いでいます。

31日（火）午前5時50分ごろ、上越市吉川区小苗代で60代男性が屋根の雪庇を落とすため、はしごで作業中に転落し両かかとを骨折した疑いです。

また、30日（月）午後3時40分ごろ、上越市牧区山口で50代男性がカーポートの雪下ろしのためはしごに登っていたところ誤って転落し、右後頭部や背中を打撲する軽傷を負っています。

これで、上越市内で発生した除雪中の雪がらみの被害は重傷が4件、軽傷が1件の合わせて5件になりました。

積雪（1日午前10時現在/新潟地方気象台）
上越市高田　72
上越市安塚　152
妙高市関山　118 センチ

上越市は雪下など除雪する際は、以下の点に注意するよう呼びかけています。
■はしごを使うときは、横滑りや転倒を防ぐため必ず固定し、はしごから屋根へ移動するときは特に注意しましょう。
■屋根からスノーダンプで雪を下ろすときは、一緒に落下しないよう無理をせず小分けにして雪を下ろしましょう。 また、安全帯や命綱も使用しましょう。
■除雪機のロータリー部分に詰まった雪等を取り除くときは、必ずエンジンを止め、雪かき棒等を使いましょう。
■除雪機での作業中はまわりに人を絶対に近づかせないようにし、周囲の障害物にも気をつけましょう。また、後進するときは必ず確認しましょう。
■万が一の時の連絡手段として、携帯電話を持って作業しましょう。
■除雪作業は思いのほか身体に負荷がかかるので、無理をせず、具合の悪いときは作業をやめましょう。