2023年01月27日 17:04更新
27日(金)の上越地方は、昨夜から断続的に雪が降りこの冬一番の積雪となりました。新潟地方気象台によりますと今夜からあす28日(土)にかけ、再び冬型の気圧配置が強まる見込みです。発達した雪雲が同じ所にかかり続けた場合、予想より降雪量が多くなり警報級の大雪になる可能性があります。
上越地方では26日(木)の夜からまとまった雪が降り、27日(金)の午前6時までの12時間降雪量は高田で35センチ、上越市安塚で39センチ、妙高市関山で9センチでした。このため、各地で通勤通学に影響が出ました。
県道63号線通称 山麓線では、通勤時間帯を過ぎても車の長い列が続きました。上越市飯や滝寺では停電が発生し、上越市立飯小学校では時間を遅らせて児童が登校しました。
高田地区では住民が久しぶりの除雪作業に追われていました。雪の影響で消雪用の地下水の利用が増えたため、県は27日正午に上越地域に地盤沈下注意報を発令しました。
新潟地方気象台によりますと、今夜からあす28日(土)にかけて再び冬型の気圧配置となり、平野部でも大雪となる所がある見込みです。また、発達した雪雲が停滞すると警報級の大雪になる可能性があります。
予報では28日(土)の午後6時までの24時間に降る雪の量は多いところで上越地方の平野部は50センチ、山沿いは70センチとなっています。このため、国土交通省と東日本高速道路は、国道8号、18号、さらに北陸自動車道、上信越自動車道、それぞれを通行止めにする可能性があるとして、不要不急の外出を控えるようよびかけています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.