2023年01月13日 18:10更新
(提供:新潟県)
県は13日(金)、上越市の採卵養鶏場で死んだ高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるニワトリの遺伝子検査を行った結果、陽性が確認されたと発表しました。これにより養鶏場のおよそ10万5000羽が殺処分されます。
(提供:新潟県)
県によりますと、この養鶏場では12日(木)にニワトリが複数死んでいるのが確認され、上越家畜保健衛生所の簡易検査で陽性が確認されました。その後、中央家畜保健衛生所の遺伝子検査でも陽性が確認されました。
(提供:新潟県)
これを受けて、この養鶏場のニワトリの殺処分と焼却などがすでに進められています。13日(金)の正午現在、4800羽が処分されたといことです。また養鶏場の半径3~10キロ区内のニワトリや卵などの搬出を制限しているほか、感染拡大防止のため発生農場の周辺地域に消毒ポイントを設置し、畜産関係の車両の消毒を行うということです。
(提供:新潟県)
このほか県では、発生した農場の周辺にある河川5か所で消毒剤の影響を確認する水質調査を実施し、半径10キロ圏内を野鳥の監視重点区域としてパトロールをはじめました。水質調査の結果は防疫措置を始める前と比較して13日現在、異常はみられませんでした。異常がみられた場合は県のホームページでお知らせするということです。
県では、ニワトリや卵を食べて鳥インフルエンザに感染した例は国では報告されていないとして、冷静に対応するよう呼びかけています。また、上越市では死んだ野鳥などを見つけた場合は、上越保健所または上越市環境保全課まで連絡するよう呼びかけています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.