2017年09月04日 15:20更新
上越市吉川区で、今年収穫された米の早生品種の初検査が4日に行われ、すべてが一等米だった。
吉川区では早いところで先月中旬から早生品種の収穫が始まっている。きょうは先週収穫された酒米「五百万石」と、もち米「わたぼうし」、合わせて70トンが検査された。
検査員は米袋からサンプルを次々と抜き取り、米粒の大きさや水分量などを調べていた。
五百万石は、米粒の中心部分が白く不透明な「心拍」があるのが特徴で、水分量が14.5~15%のものが適正と言われている。
今年は、8月に雨が続いた影響で日照不足となり、例年より小粒の傾向だった。しかし品質には問題なく全て一等米だった。
五百万石は去年に比べて米にヒビが入る胴割れが少なく、もち米のわたぼうし共に平年並みの水準だった。
JAでは、これから収穫がはじまるコシヒカリなども小粒になると予想されていることから、適正な収穫時期の刈取りと、乾燥調整をしっかりおこなうよう農家に呼びかけている。
コシヒカリの収穫は来週10日頃からはじまる予定。
※2017年9月4日 ニュースLiNK放送 初回18:30~
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