2022年12月19日 18:10更新
2016年のリオデジャネイロ・オリンピックの、柔道銅メダリストの羽賀龍之介選手を招いた小中高生との交流会が18日、謙信公武道館で開かれました。
羽賀龍之介さんは、宮崎県延岡市出身の31歳。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックに出場し、柔道男子100キロ級で銅メダルに輝きました。今年の全日本体重別大会では100キロ級で優勝した現役の柔道家です。
交流会は、上越市と延岡市が東京オリ・パラリンピックで同じドイツのホストタウンだった縁で実現しました。
交流会には上越地域などの小中高生140人が参加して、羽賀選手が得意とする内股を中心に指導を受けました。内股は相手の体勢を崩し、太ももの裏側を使って相手を投げる技です。
羽賀選手
「(釣り手)手首の辺りから肘まで相手に当てる・・・」
羽賀選手
「自分より身長が高い人と組むと簡単に釣ることができる。自分より身長が低い人と組むと肩が窮屈になってしまう。(相手より背が高い時)ひざを曲げる」
参加者のひとり、上越市立城東中学校3年の横田葵さんは、今年の県大会で優勝し、全国中学校体育大会に出場した経験があります。
城東中3年 横田葵さん
「左利きだが羽賀選手も左利き。『引き手』の持ち方に注目した。技術面もメンタル面も強い。(柔道で新潟市の)高校に進学するが、地元を離れて苦しくなった時に柔道が好きかどうかが大事だと思った」
また、今年の県大会新人戦81キロ級で優勝した城西中学2年の齊藤誠也さんは、羽賀選手から一対一で稽古をつけてもらいました。
城西中学2年 齊藤誠也さん
「(羽賀選手は)本当に強かった。内股がきれい。自分も内股をよくやる。羽賀選手みたいな内股が出来るよう、これから頑張っていこうと思った」
参加者
「ポイントを分かりやすく教えてくれた。楽しかった。柔道をやっていて良かったと思う」
「内股は初めてやったが教えてもらうと意外と簡単だとわかった」
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