2022年11月27日 18:20更新
小学生にプロの技術や挑戦することの大切さを学んでもらおうと、上越高校サッカー部が27日(日)、現役のJリーガーを招いたサッカー教室を開きました。
このイベントは、小学生にプロの技に触れ、夢や目標に向かって挑戦することの大切さを知ってもらおうと、上越高校サッカー部の監督で元Jリーガーの藤川祐司さんが企画しました。
藤川監督は、イベントに込めた思いについて「上越の子どもたち、上越地区のために何かしたいとずっと思っていた。自分は高校の指導者だが、下のカテゴリーからしっかり見ていくことが必要」と話しています。
参加したのは、現役のJリーガー5人です。そのうち、J1の「ヴィッセル神戸」所属の飯野七聖選手と、「湘南ベルマーレ」所属の大野和成選手は、上越市の出身です。
27日は、上越地域の小学5・6年生100人ほどが参加して、体の使い方やパスのコツなどを教わりました。
参加した小学生
「かっこいい。教えてもらい、トラップの精度が少しは良くなったと思う」
「これからは相手がトラップしやすいパスなど、工夫しながらサッカーをしていきたい」
このあとは、試合形式のミニゲームで、汗を流しました。選手も中に入り、パスやドリブルでアシストします。
最後は、優勝チームが選手たちと対戦しました。
参加した小学生
「教えてもらいながらプレーして、分かりやすかった。たくさんアシストして点を決められる選手になりたい」
「テレビで見ていたかっこいい選手に憧れる。自分もJリーグでプレーできる選手になりたい」
写真左:飯野選手 右:大野選手
飯野七聖 選手
「自分が小さい頃は人工芝のグラウンドもなく、プロが来るサッカー教室も一度もなかった。貴重な経験になってもらえばうれしい。きょうが夢を追うきっかけになれば」
大野和成 選手
「地元上越で初めてこういった機会がありうれしい。子どもたちは純粋にサッカーを楽しんでいて、自分の小さい頃を懐かしく思い出した。のびのびやれば成長できる、サッカーを通じて人間的にも成長してほしい」
上越高校サッカー部の藤川監督は、今後も年に一回程度、Jリーガーを招いた練習会を開いていきたいと話しています。
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