2017年08月29日 12:44更新
上信越自動車道信濃町I.Cから上越ジャンクションの間で現在4車線化工事が進められている。来月から、本格的な舗装工事が始まるのを前に、28日、金谷山トンネルで
周辺自治体や工事関係者による安全祈願祭が行われた。
舗装工事が行われるのは、妙高高原インターチェンジから妙高サービスエリア、そして、新井パーキングエリアから上越ジャンクションの間の15.4km。
式典の中で上越市の村山市長は「上信越道は関東と北陸を結ぶ交通の大動脈。広域的なネットワークを形成することにより周辺地域の経済的な発展に重要な役割を担っている」と期待の言葉を述べた。
上信越自動車道の4車線化工事は、お盆や行楽期間などに発生する渋滞の緩和や、冬期間の円滑な交通を確保しようと3年前から行われている。総延長は37.5kmで、その間にトンネル5本、橋梁20橋が新設される。
式典の後、報道機関に工事中の現場が公開され、自然条件に合せた工事の特徴などが説明された。
橋の橋脚の基礎を作る時には、転石と呼ばれる岩の塊が多く出たため、工事が難航したという。直径数メートルもある大きな岩を、大型重機と人力で取り除き、合せて3万から4万リューベの岩が出土している。
現在、橋の工事も順調に進んでいて、ネクスコ東日本によると上信越道の4車線化工事は
平成30年度の完成を目指しているという。
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