2022年10月27日 10:16更新
上信越自動車道のトンネルで、地震発生による車両火災などが起きた場合を想定した初めての救助訓練が26日、道の駅あらいで行われました。
訓練は上越地域を震源とするマグニチュード7の地震が発生し、上信越自動車道で地割れや車両火災が起きた想定で行われました。
26日は消防や県警の高速道路交通警察隊をはじめ、高田河川国道事務所、ネクスコ東日本などが参加し、それぞれが迅速に連携できるよう訓練に臨みました。
これは、車同士の衝突で車両火災が起きたり、人が車に閉じ込められた想定での対応訓練です。
このほか、道路の被災状況を確認するためにドローンを飛ばしたり、地震で発生した段差を土のうを積むことで、車が通れるようにする訓練などが行われました。
高田河川国道事務所 堀尚紀事務所長
「本番さながらの緊迫した状況で実施。各機関の連携がとれた訓練ができた。道の駅あらいは災害時の防災拠点として機能を強化し(令和3年)新潟県唯一の「防災・道の駅」に選定。上越地域の安全安心に万全を期していきたい」
この日の訓練では、上信越自動車道だけでなく国道18号で多くの車が立ち往生した想定でも行われました。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.