2022年10月25日 16:45更新

JAえちご上越で25日（火）からソバの検査がはじまりました。今年の出来はどうでしょうか？

JAえちご上越によりますと、管内での今年のソバの作付けは213ヘクタール。「信濃1号」や「とよむすめ」など4品種が栽培されました。

初検査ではJAの検査員が、牧区の生産組合など3組から持ち込まれた「信濃1号」と「とよむすめ」あわせて3960キログラムを検査しました。

検査はソバの実のつまり具合や水分量、大きさなどを調べます。

JAえちご上越 田邉清子さん
「昨年より収量は減ったが、きょうの初検査で品質はすべて一等で良かった。『とよむすめ』は『信濃1号』より実がつまっている。『信濃1号』は（皮がツヤで）黒々としているのが多い」

JAでは中山間地域の転作作物としてソバの栽培を勧めています。収穫時期がコメよりも遅く、作業が分散できるメリットがあります。

初日は牧区のそば店「木草庵」で使われるソバも検査を受けていました。

JAえちご上越 田邉清子さん
「今後イベントや そば店に足を運んで、上越で生産されたそばを食べてほしい」

検査は11月下旬まで行われます。

検査の終わったソバは、地元の新そばまつりをはじめ、県内だけでなく長野県にも出荷されるということです。

今週末29日（土）30日（日）には、板倉区にある「いたくら亭」で「新蕎麦まつり」が行われます。地場産の新ソバと新米3品種の塩むすびセットが提供されるということです。

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