2022年10月20日 14:46更新
佐渡島内で起業や新たなビジネス展開している事業者を中心に情報交換や連携の場を設けようと18日(火)にマッチングイベント「MEETUP in SADO 2022(ミートアップ イン サド)」が開催されました。
この企業間同士のマッチングイベントは、島内で起業や新たなビジネス展開を考える事業者を中心に行われたものです。情報交換や連携の場、新たなビジネスチャンスにつなげてもらおうと今回初めて佐渡市が民間に委託し開催しました。
参加する主な事業者は、国が国境離島の持続的な居住を可能にするため、雇用の増加などを伴う創業や事業拡大をする民間企業などを支援する雇用機会拡充事業の採択を受けていて、この日は島内外からおよそ50事業者が集まりました。
イベントでは、佐渡の未来を考えることをテーマにした講演会や今後、島内で取り組むべき課題などについてパネルディスカッションなどが行われました。
パネルディスカッションでは渡辺竜五佐渡市長が「起業成功率No.1の島」を目指すとし、島外で学んで地元に戻って貢献したいと考える人たちにとって環境が良い受け皿をつくっていきたいと話しました。
また、島内起業家で、河原田諏訪町でゲストハウスを営む伊藤 渉さんは自然、食、文化が豊かな佐渡で仕事をすることについて、繁忙期以外は社員が希望する別の職種で働ける自由な選択肢をつくっている。
これからは働き方、住み方など自分達が豊かに暮らせるための提案を発信していきたいと話しました。
一方、ロビーでは時間を区切り16の企業団体などが事業紹介をする場も設けられ、発表者は自社の取り組みなどを説明しました。
紹介では、イベントやボランティアで地域を盛り上げる活動をしているが、その活動を通し、地域にお金が入る仕組みをつくっていきたいと考える事取り組みであったり、
佐渡の豊かな植物を使ったお茶を単に販売するだけではなく商品にストーリーという付加価値をつけ新たな商品販売をしていきたいなど熱く語る事業者もありました。
そのほか、休憩の合間には名刺交換や商談する場面もみられ、多くの事業者が積極的に交流をはかっていました。
参加した事業者は
「佐渡で祭りの道具などの販売は今までなかったので色々な企業にしってもらいたいし、会ってみたいとおもって来た」
「可能性を秘めている人たちのエネルギーが大きい その方たちと今後話したい」
「地元の企業はエネルギーがないと思っていたが、地場の企業の勢いを感じたので、そういったところと連携し事業をすすめたい」
なお、佐渡市では今回のような新たなビジネスに取り組む事業者同士の交流の場を来年1月にも開催する予定だとしています。
佐渡テレビジョン
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